tataraのリウマチ記録

2013年1月、63才でリウマチに。
田舎に転居後、リウマチを発症しました。
医師からは、病気の経過は百人百様との説明がありました。

そんななか、最近になってリウマチブログを目にしました。
ブログで語られる皆さんの生の声はとても参考になりました。
そこで私も情報発信させていただこうと思い立ちました。

リウマチの経過記録です。

12.減薬に再挑戦

2018年2月
リウマトレックスを2錠から1錠に減らしたところ、
夜中に腕の痛みで目がさめるようになったため、1ヵ月で減薬は中止。


2月の血液検査の結果は、
 CRP/0.07  血沈/12  MMP-3 /25 ・・・ 基準値内


4月・7月も多少の変化はあるものの
 CPR ・ 血沈 ・ MMP-3・・・基準値内


6月から右足の裏が腫れだしたため、7月にエコー検査。
エコーには炎症状態が赤いかがり火のように映し出されたが、
 CRP値は0.15で基準値内


検査技師さんからは
「痛みがあるときには冷やす」いう対処方法の説明がありました。


2018年9月27日 定期健診
看護師さんによる聞き取りの際、
「足の腫れ」が引かないことや、「悪天候時の首の違和感」の説明をしました。
そのため薬が追加されるのではないかという不安感がありました。


ところが、担当医からは開口一番に
「リマトレックスを減らしましょう」との提案がありました。
「リマトレックスは2錠や1錠では飲んでいないことと同じ」
という説明をいままでも何度か聞いていました。


今回の血液検査の結果から、2錠で寛解状態は維持されている
ということは、リウマトレックスは止めることが可能で、
薬のない状態に体が慣れることが必要とのことでした。


また、「悪天候時の体調の変化は心配ない」とのことでした。


今回は年に1度の抗CCP抗体の検査がありました。
抗CCP抗体の値は、リウマチの重症度と
高い確率で比例するといわれています。


、抗CCP抗体が100以上の人は、リウマトレックスだけでなく
生物製剤が必要になることが多いとあります。(80%以上)


『私の場合は4桁の数値が出ていましたが、
生物製剤は使用せず6年間間経過しています』


一方、抗CCP抗体が100以下であれば、
リウマトレックスだけで寛解できる。(30~40%)とあります。


    ≪過去の抗CCP抗体値の推移です≫


 < 2013年 4月  抗CCP抗体  H 1782>
  *リウマトレックスのみでしばらく様子をみることになりました。


< 2014年  1月 抗CCP抗体  H   870>
  * リウマトレックスのみで寛解状態をたもてました。


<2015年  8月 抗CCP抗体    H 1515 >
  *数値は上昇していました。次回の診察時にはCRPも上昇。
     2年半の寛解状態は途絶えてしまいました。


  *リウマトレックスを増量しても 効き目がでなかったため、
     4月から抗リウマチ薬ケアラムを追加。ケアラムはよく効きました。
  
< 2016年 10月 抗CCP抗体  H 1380 >
  *寛解状態が継続


<2018年 2月>
  *寛解状態が1年半続いたため、リウマトレックスを
   2錠から1錠に減薬したところ痛みが再発。3月から2錠に戻す。


<2018年  9月 抗CCP抗体  H 830>
  *4年ぶりに3桁の数値がでました。


年に一回の検査ですから、その間の細かい変動は判りませんが、
リウマトレックス服用の場合は、
『薬が効いて、リウマチが良くなると値も下がる』とのこと。


現在の悩みは、薬の副作用から来る食欲の減退と腎機能の低下です。
これから寒さに向かう時期、無理はせずに減薬していきたいと思います。


    

11.リウマチ5年目

     <2015年12月>
2013年の1月に発病した関節リウマチは、
抗リウマチ薬のメトトキサレートがよく効き、
約2年半、寛解状態をキープすることができました。


     <2016年1月~ 2017年11月>
しかし、2016年1月から痛みや腫れが再発。
メトトキサレートを2錠から4錠に増やしましたが、
効果はありませんでした。
     
そのため2016年4月、同じ抗リウマチ薬のケアラム錠を
2錠追加したところ症状は治まりました。
その後、効果のでなかったメトトキサレートを
4錠から2錠まで減らすことができました。


2017年の5月には脊椎の圧迫骨折を起こし11月に完治しました。


      <2017年12月>
現在は寛解状態が1年半続いています。
リウマチの痛みは、きまって低気圧のやってくる台風や寒波の時でした。


昨年の4月、気象現象で痛みが起こるのは、
「天気痛」との健康番組を見てから
その改善法「耳周りマッサージ」をときどき実行しました。


その効果がでたのか、その後「天気痛」の症状は
大幅に減少しました。
医師からは、薬が減らせそうとの発言もありました。


      <2018年1月> 
今月は、6ヶ毎の骨粗鬆症の治療薬プラリアの投与月にあたるため、
事前に「投与に際しての注意事項」に目を通してみました。


その中に口腔内の異常を感じた場合には、
速やかに歯科受診をするようにとの項目がありました。


数日前から歯茎から出血していたため、急遽歯科受診。
診断の結果、軽い歯肉炎でした。抗生物質服用後1週間で全快。


医師からは、薬は安全だが、手術は要注意との説明をうけました。
またリウマチ患者は歯周病にかかりやすいことも知りました。



リウマチ科の受診時、寛解状態が1年7ヶ月続いていたため、
減薬の希望を伝えたところ、メトトキサレートを1錠減らし、
1ヶ月様子を見ることになりました。
服薬は、メトトキサレート1錠(週)+ケアラム2錠(日)なりました。


   

        






プロフィール

10. リウマチ&圧迫骨折・その後の経過

    <2017年12月>
リウマチの初期症状から、まもなく5年が経過します。
3ヶ月前の診察時、医師から経過が良好なので、
薬を減らす方向で検討するとの話がありました。
今回の受診日には、減薬の期待を持って出かけました。


ところが、CRP、血沈、MMP-3の数値が基準値内
でしたが、減薬の指示はでませんでした。


渡された血液検査の結果から、
1年前から基準値内だったリウマチ因子の数値が
あがっていることに気づきました。


RF定量検査は年に1~2回。
検査のたびに数値は下がり続けていました。


今回の数値の上昇に思い当たることが1つありました。
リウマチの発症原因のひとつ、ともいわれているストレスです。


5月初旬に圧迫骨折を起こしました。、
一般的に3ヶ月で完治するとあります。


しかし、3ヶ月間、神経ブロック注射や痛み止めの薬を
服用しましたが効果はありませんでした。


腰や足に「痺れと痛みと冷え」があったため、
真夏にもかかわらず毛布が必要な状態でした。


そんな時、「手足のしびれ」最新治療と予防法の本に
「痺れや痛みに効く薬は、応急的な対症処置」
「薬に頼るよりは、原因的な治療や自然治癒力を優先」
との表示が目にとまりました。


また「高齢者は、薬で腎障害が起こりやすくなる」との表記のとおり
腎機能の数値も悪化していました。


その後、痛み止めの薬を止め、自宅で赤外線治療器を使って患部を温めたところ、
10日間ほどで冷えは改善。しかし、痛みと痺れは残っていました。


保存療法を行っても症状が改善されないときや、
脊髄や神経が圧迫されて、脚の痺れや麻痺などの
神経症状が起こった場合は、手術を考える必要があるといいます。


脊椎の手術は筋肉や骨の手術とは違い、
脊髄や神経を痛める危険性があります。


1kgの重さの物を持つのもやっとという状況に、
今後の暮らしに不安を抱いていました。
リウマチ因子の値の上昇は、
そんなストレスが影響したためでしょうか?


診察日から3週間たった時点では、痺れは僅かに残っていいましたが、
現在は、1kgの荷物を持って歩くことができるようになり、
6ヶ月ぶりに車の運転もできるまでに回復しました。


              ハナナナカマド

           

9. 骨粗鬆症から脊椎骨折(圧迫骨折)その後の経過

6月13日のMRI検査の結果、 骨粗鬆症から脊椎骨折(圧迫骨折)していることが判りました。


骨粗鬆症になる原因は、女性は閉経後、女性ホルモンの分泌量減少や腸管でのカルシウムの吸収が悪くなったり、カルシウムの吸収を助けるビタミンDをつくる働きが弱くなるなどの理由がありました。また、若い頃よりも食事量や運動量が減るといった生活習慣の変化も関係していました。


リウマチ患者の場合には、ステロイド剤の使用もその原因のひとつに加わります。


5月9日にX線検査を受けていたにもかかわらず、なぜその時に見つけられなかったのか不思議に思っていましたが、骨折の初期段階では判断が難しいということも知りました。


骨粗鬆症から脊椎骨折(圧迫骨折)は再発しやすいため、1日700mgのカルシウム摂取を目標に、摂取するたびにメモをとりました。(メモを忘れた日の摂取量は、少なくなっていたため。)


その他、市販のカルシウム剤(1日360mg)も摂取しましたが、医師からは効き目はないといわれました。


8月の血液検査の結果は、カルシウム摂取を心がけた結果、5月の検査結果と比較して、カルシウム以外の数値も正常値にすることができました。


           カルシウム値   L  8.4   →  8.6
           総蛋白      L  6.2   →  6.8
           アルブミン    L     3.7   →  3.8
           ヘモグロビン    L    11.0    →   11.9 


カルシウム摂取を心がけた結果、それまで食欲不振から基準値以下だった、蛋白質やアルブミン、また貧血の原因となるヘモグロビンが正常値になったため、その相乗効果に喜びました。


ところが、骨粗鬆症についてネット検索した結果、カルシウム値だけでは骨粗鬆症の判断材料にならないことに気づかされました。


資料によると


「体の中のカルシウムの99%が骨にあり、血液中のカルシウム濃度を一定に保つために常に骨からカルシウムが供給されている。


カルシウムなしで人間は生きてゆけないため、カルシウムが血液中に一定量必要となる。


筋肉を動かすにも頭を若い間は需要と供給のバランスがとれていて骨にある貯金を使わなくても生きていけるが、閉経を過ぎるとそのバランスがくずれ貯金をつぶしての生活に入ります。


この正常値を保つために骨はどんどん貯金を減らします。こうして骨がスカスカになる人が骨粗鬆症。このバランスを崩す原因はエストロゲンの不足です。使うにも何をするのにもカルシウムが必要。」とありました。


圧迫骨折の完治には、約3ヶ月掛かるとの解説されていますが、現在4ヶ月が過ぎようとしていますが、まだ完治にはいたっていません。


右の下肢に痺れがでます。圧迫骨折自体は軽いとの診断ですが、もともと同じ場所がすべり症を起こしていたため、脊髄の神経を圧迫しています。


高齢者は強い薬は副作用がでやすいため、運動療法や物理療法を中心にすることが推奨されています。


そのため現在は、少量の薬と患部を暖める方法をとっています。(リリカ錠 1日 100mg)


また、骨粗鬆症患者は繰り返し骨折をする可能性が高くなるため骨粗鬆症治療薬が処方されました。


  * 骨密度を増やし骨折を起こしにくくする薬・・・注射薬「プラリア」(6ヶ月毎)
  * カルシウムやビタミンDを補う薬・・・デノタスチュアブル配合錠(1日4錠)


リウマチの血液検査の結果は、すべて正常値内。寛解状態が1年間になりました。


5月の診察日の後、手と足の指にリウマチ結節が出たため、リウマトレックスを1錠増やし、3錠服用していましたが、問題はないとのことで2錠に戻しました。


次回、寛解状態がキープできていれば減薬できる可能性があります。(^-^)
骨粗鬆症の治療は数年間かかりそうです。(-_-;)



               ヤブランの咲く庭

                      


8. 骨粗鬆症から脊椎骨折(圧迫骨折)に。

5月9日の定期検診時、担当医から65歳以上の女性の8割が骨粗鬆症になるため、骨密度検査を受けるよう指示がでました。


血液検査ではALPの基準値(110~360)のところ、453の数値がでていました。
ALPが高値の場合は骨粗鬆症の可能性があることも知りました。


骨密度検査の結果は、骨密度が少なく注意が必要な値で、骨粗鬆症の疑い有りでした。


リウマチ患者は、病気そのものの影響や、ステロイド剤の作用や、運動量の低下などもあり骨粗鬆予防は必要という認識はありましたが、最近は食欲不振で血液検査結果からもカルシウム不足は実感していました。


その日は、ときどき下肢の痺れがあったため、数年前に罹患したすべり症の再発と思い血流を良くする薬を依頼したため、脊椎のX線検査をした結果、軽いすべり症と診断されました。


その翌日から、椅子に座った時と前屈状態時、強い腰痛と下肢痛や痺れが始まりました。
その症状から腰椎椎間板ヘルニアと自己判断していました。


腰椎椎間板ヘルニアは、痛みが激しいときは安静を心がけ、また炎症が強いほどヘルニアの消失が早く進むとの解説に、3週間ほど寝たりおきたりの生活をしていました。


しかし、その痛みに耐えかね3週間目に病院へ。
痛みを和らげるための神経ブロック注射受けましたけましたが、効き目はありませんでした。


診断の結果、病状の確認のためMRI検査をしてから、その後の治療を考えると告げられました。


6月13日、MRI検査の結果から圧迫骨折との診断が下されました。


薬は、今までの血流を良くするビタミンB12のメチコバール錠から、より強力な痛みを和らげる「リリカカプセル」25mg×2錠が処方されました。


始めは体に負担がかからないような量から、徐々に痛みが和らぐ量までで少しずつ増やしていくそうです。


手元にあった「背骨」がかかわる症状の診断・治療ガイドブックによると『圧迫骨折は腰部背部痛』とあり、背部痛がなかったため気づかずにいました。


圧迫骨折との診断を受けてから詳細を調べてみた結果、『圧迫骨折 は骨粗鬆症が原因で
起こり、本人が骨折の起こったことに気づかずにいる場合がある』とありました。


思い当たることは植木鉢の移動・除草作業や植木の植え替え等いろいろあります。(-_-;)


5月3日、連休でやってきた孫を迎えに200mの距離を歩き始めた際、右の腰の痛みに気づきました。歩くのがやっとという状態でした。


その後1週間、普段どおりの生活が続いていました。普段は自宅の庭先を歩きまわっているだけだったため、腰の異常に気づかなかったのかもしれません。


資料によると、
『つぶれた椎体をそのままほうっておくと、せぼね全体のバランスが崩れていき、他の椎体にかかる負担が大きくなります。そのため、せぼねがひとつ折れると、1年以内に次の骨折が発生しやすいという研究結果があります。』


また、『圧迫骨折が重なると、背中が丸くなったり、身長が縮む』とありました。


この記載には驚き、早速身長を計ってみました。
今のところまだ縮んでいませんでした。安心しました。(^-^)


今後、新たな骨折が起きないよう、
1日700~800mgのカルシウム摂取・適度な運動や日光浴を心がけることにしました。


                 今日の庭の花
                アナベルとモナルダ