tataraのリウマチ記録

2013年1月、63才でリウマチに。
田舎に転居後、リウマチを発症しました。
医師からは、病気の経過は百人百様との説明がありました。

そんななか、最近になってリウマチブログを目にしました。
ブログで語られる皆さんの生の声はとても参考になりました。
そこで私も情報発信させていただこうと思い立ちました。

リウマチの経過記録です。

9. 骨粗鬆症から脊椎骨折(圧迫骨折)その後の経過

6月13日のMRI検査の結果、 骨粗鬆症から脊椎骨折(圧迫骨折)していることが判りました。


骨粗鬆症になる原因は、女性は閉経後、女性ホルモンの分泌量減少や腸管でのカルシウムの吸収が悪くなったり、カルシウムの吸収を助けるビタミンDをつくる働きが弱くなるなどの理由がありました。また、若い頃よりも食事量や運動量が減るといった生活習慣の変化も関係していました。


リウマチ患者の場合には、ステロイド剤の使用もその原因のひとつに加わります。


5月9日にX線検査を受けていたにもかかわらず、なぜその時に見つけられなかったのか不思議に思っていましたが、骨折の初期段階では判断が難しいということも知りました。


骨粗鬆症から脊椎骨折(圧迫骨折)は再発しやすいため、1日700mgのカルシウム摂取を目標に、摂取するたびにメモをとりました。(メモを忘れた日の摂取量は、少なくなっていたため。)


その他、市販のカルシウム剤(1日360mg)も摂取しましたが、医師からは効き目はないといわれました。


8月の血液検査の結果は、カルシウム摂取を心がけた結果、5月の検査結果と比較して、カルシウム以外の数値も正常値にすることができました。


           カルシウム値   L  8.4   →  8.6
           総蛋白      L  6.2   →  6.8
           アルブミン    L     3.7   →  3.8
           ヘモグロビン    L    11.0    →   11.9 


カルシウム摂取を心がけた結果、それまで食欲不振から基準値以下だった、蛋白質やアルブミン、また貧血の原因となるヘモグロビンが正常値になったため、その相乗効果に喜びました。


ところが、骨粗鬆症についてネット検索した結果、カルシウム値だけでは骨粗鬆症の判断材料にならないことに気づかされました。


資料によると


「体の中のカルシウムの99%が骨にあり、血液中のカルシウム濃度を一定に保つために常に骨からカルシウムが供給されている。


カルシウムなしで人間は生きてゆけないため、カルシウムが血液中に一定量必要となる。


筋肉を動かすにも頭を若い間は需要と供給のバランスがとれていて骨にある貯金を使わなくても生きていけるが、閉経を過ぎるとそのバランスがくずれ貯金をつぶしての生活に入ります。


この正常値を保つために骨はどんどん貯金を減らします。こうして骨がスカスカになる人が骨粗鬆症。このバランスを崩す原因はエストロゲンの不足です。使うにも何をするのにもカルシウムが必要。」とありました。


圧迫骨折の完治には、約3ヶ月掛かるとの解説されていますが、現在4ヶ月が過ぎようとしていますが、まだ完治にはいたっていません。


右の下肢に痺れがでます。圧迫骨折自体は軽いとの診断ですが、もともと同じ場所がすべり症を起こしていたため、脊髄の神経を圧迫しています。


高齢者は強い薬は副作用がでやすいため、運動療法や物理療法を中心にすることが推奨されています。


そのため現在は、少量の薬と患部を暖める方法をとっています。(リリカ錠 1日 100mg)


また、骨粗鬆症患者は繰り返し骨折をする可能性が高くなるため骨粗鬆症治療薬が処方されました。


  * 骨密度を増やし骨折を起こしにくくする薬・・・注射薬「プラリア」(6ヶ月毎)
  * カルシウムやビタミンDを補う薬・・・デノタスチュアブル配合錠(1日4錠)


リウマチの血液検査の結果は、すべて正常値内。寛解状態が1年間になりました。


5月の診察日の後、手と足の指にリウマチ結節が出たため、リウマトレックスを1錠増やし、3錠服用していましたが、問題はないとのことで2錠に戻しました。


次回、寛解状態がキープできていれば減薬できる可能性があります。(^-^)
骨粗鬆症の治療は数年間かかりそうです。(-_-;)



               ヤブランの咲く庭