1.風邪の後リウマチになる
2013年(63歳)
<1月>
1/2
・昨年の暮れから忙しい日が続いたためか、熱を出し寝込んでしまった。
・風邪で寝込むのは何年かぶり。左の人差し指が腫れる。
1/3
・明け方から、右上腕部が痛み出す。
<2月>
2/8
・一月経っても指の腫れがひかないため、かかりつけの整形外科受診。
*診断結果は腱鞘炎。
*右手に比べて使用頻度少ない左手が腱鞘炎?
<薬>血流を良くするヒルドイドクリームが処方される。
・持病の変形性膝関節炎も痛み出したので、いつものヒアルロン酸の注射。
*いつもは注射を打つとすぐに痛みから開放されるが、
今回は痛みが収まらない。今、振り返って感じたことは、
この痛みはリウマチが影響していたのかもしれない。
2/19
・ 整形外科受診
*指の腫れは、少しひいてきた。
・左の奥歯付近が痛み出す。
*後からリウマチの症状は顎にも炎症が起こることを知る。
<3月>
・右の人さし指も腫れだす。
・膝の痛み。
・踵の腫れや椅子からの立ち上がり時、股関節の違和感。
・腕や脚の激痛で明け方目が覚める。
・水道の蛇口をひねったり、人参やかぼちゃが切れない。
・ビンのふたが開けられない。
3/19
・両指の腫れ・左右の腕と膝痛で再度整形外科受診。
*腕や脚の痛みは神経痛との診断
<薬> ツムラ防己黄ぎ湯エキス顆粒5g
ロキソニンゲル 1%
* 両指の腫れは リウマチの可能性があるということで血液検査。
↓
・血液検査結果 ・・・リウマチ因子 (115) CRP (0.2)
*リウマチ因子正常値(15以下)のところ、(115)の高値がでたため
関節リウマチと診断される。
<薬> 抗リウマチ剤の免疫調整剤(ソアレジン錠250mg×2)
→アザルフィジィンのジエネリック
ツムラ防己黄ぎ湯エキス顆粒5g
*腕や脚の痛みは初め神経痛との診断されたが、
後からリウマチでも筋肉が引っ張られて痛みが出るとの記述をみつけた。
3/25~30
・左右の手首・右腕の痛み。
・足裏の腫れ.
・首と顎に違和感。
・首・腹部・わき腹に蕁麻疹が出る。
*アザルフィジィンの副作用に蕁麻疹との注意書きがあったが、
寒冷蕁麻疹がでやすい体質だったため、副作用か判断に迷う。
<4月>
初旬
・薬指・小指・足裏の腫れ。
・椅子座ると股関節が固まり、立ち上がりが大変。
・PCのマウスの操作時など、手首が机に接すると痛む。
・体調悪く、昼寝をする日が多くなる。
中旬
・足の腫れのため歩きにくくなる。起床時の起き上がりも大変。
*杖を準備
・手の指の腫れのため、手をグーにできなかったが、お風呂の中では
グーができた。
・ 薬(ソアレジン錠)服用後、徐々に蕁麻疹が出る回数が多くなる。
蕁麻疹が出やすい体質だったが、とうとう全身に出てしまった 。 ↓
*(ソアレジン錠250mg×2)服用止める
・リウマチの本を調べると、専門医を受診するようにとの案内が目に留まる。
・ネットで調べたところ、隣町の整形外科にリウマチ専門医がいることが判明
予約診療ができることを知り病院を変えることに。
・本には、リウマチの治療は早期発見・早期治療が大切。
3ヶ月以内に治療を始めると寛解する率が高いとある。
症状が出てから4ヶ月目にはいってしまったので不安になる。
4/22
・整形外科の専門医受診
*血液検査と手のレントゲンを撮る。
<5月>
・4/22の血液検査結果
抗CCP抗体 (1782)・・正常値(4.5未満)
MMP-3 (41.8) ・・正常値 (16.1~56.8 )
CRP (0.34) ・・ 正常値 (0.3未満)
赤沈 (17) ・・ 正常値(3~15)
・ 担当医から、抗CCP抗体が高値のため関節破壊になる可能性が高い。
そのため生物製剤を使用する必要があるとの説明を受ける。
・生物製剤の治療は、自己負担が月に4~5万。
副作用も強いため、私が一瞬たじろいだためか、担当医は「取りあえずリウ
マトレックスから始めて様子を見ましょう」との案をしめされる。
*<薬>リウマトレックス2mg×3錠
・帰宅後、ネット抗CCP抗体をで調べたところ、抗体が100以上で関節破壊の
確立が高くなり、抗体の値はリウマチの重症度と高い確率で比例するとあった。
・また、いつでも生物学的製剤を開始できるようにするため、肺のCTを撮る。
検査の結果、肺には異常なし。いつでも生物製剤を開始できことを確認。
このとき、リウマチの副作用として心配な間質性肺炎のことを改めて気づかされま
した。 86歳でなくなった父はリウマチから間質性肺炎になっていました。
当初、父の間質性肺炎の原因は思い当たらなかったのですが、
夏半袖姿で受診した際に、担当医は父の肘の結節に気づきました。
リウマチ結節との診断でした。私はそのとき始めて父が以前軽いリウマチにか
かっていたことを知りました。
父は、81歳で空咳がでるようになり検査を受けましたが、そのときは問題はない
との診断でした。
それから2年後、体調を崩し病院を変えて受診したところ、間質性肺炎を発症して
いることが判明しました。
間質性肺炎はリウマチの副作用でした。
罹患してからの寿命は5年といわれています。
空咳が気になり始めて5年後、父は在宅酸素の生活になり、亡くなったのは
それから数ヵ月後でした。
担当医に「私のリウマチの症状は父と同じような経過をたどるのか」との質問を
しましたが、人によって経過は様々との返事がありました。
フォトは庭のクレマチス
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